※本記事は、2024/10/11に配信された225Laboマガジンのバックナンバーです
投資の世界では「相場は生きもの」「相場は相場に聞け」などの格言があります。そもそも自分の思い通りになるわけではありませんので、勝っているからと喜び、負けているからと負の感情に囚われることは極力避けるのが望ましいでしょう。たとえ相場がどう動こうとも、冷静さを保つことが重要となります。今回は、どのような感情が望ましくないのかを理解したうえで、感情に左右されない取引をする方法をご紹介します。
＜陥りやすい4つの感情＞
投資家にとって、大きな悩みの種となるのが感情そのものと言えます。まずは陥りやすい感情の例を見てみましょう。
・投資ルールに対する”不信感”
投資を始めるにあたり、まずは自分の投資ルールを決めることが重要です。しかし、第三者の発言やSNS・掲示板などの口コミの影響によって、自ら作った投資ルールへの信頼が揺らいでしまう例もあります。仮にルールを変えてしまった場合でも一概に損するとは言えませんが、今後も不安に駆られる度に右往左往してしまうような投資スタイルではリスクが高いでしょう。
・根拠の薄い”限定感”
よく日本人は「限定」という言葉に弱いと言われますが、同じようなことが投資の世界でも当てはまります。例えば、「今だけしか買えない（売れない）」「こんな相場は滅多にない」などの根拠の薄い”限定感”に感情を奪われてしまうとギャンブルのような投資になりかねません。
・過度な”恐怖感”
投資の世界では誰しもが少なからず”恐怖感”を抱えているでしょう。しかし、マイナス要素などによって、その都度「暴落するのでは…」などのネガティブな感情に陥ってしまうのは精神衛生にも良くありません。
・過度な”優越感”
投資が上手くいった時は優越感に浸りたいものです。しかし、順調に資金が増えていくと「自分は天才かもしれない」「投資は簡単」などの過度な優越感が芽生えてしまうかもしれません。そんな時に「今の自分であれば絶対勝てる」などの感情に駆られ、本来の投資ルールから逸脱してリスクを取ってしまう人は少なくありません。高いリスクを取って資産を注ぎ込んでも必ずしもハイリターンが成立するとは限らないことを覚えておくべきです。
＜ルール作りが重要＞
焦りや欲望は、負けの要因になってしまう可能性が高いですが、誰もが心の中に持つ感情であり、完全にコントロールをすることは困難です。だからこそ、自分の感情に打ち勝つためのルール作りが重要です。例えば、以下のようなルールに従って取引することによって、冷静さを保つことが可能となります。
【ルール例】
・「やること」ではなく「やらないこと」を決める
・まずはベテラン投資家の真似をする
・投資日記をつける
・投資に費やす時間を決める
＜GatorsRoboのご案内＞
当社がご提供する「GatorsRobo（ゲイターズロボ）」では、広く使用されているMicrosoft Excelを使用して、ルールを設定します。あらかじめ定めたルール通りに自動で取引を行うため、一時の感情で判断がブレるリスクを避けることができます。また、自動売買のルールは数多くご用意しており、ご自分でカスタマイズすることも可能です（特許取得済み：特許第5734692号）。
14日間無料でお使いいただける試用版や、当社の担当者によるオンラインデモもご用意しておりますので、以下よりぜひお気軽にお申込みください。
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